プラモデルとして、オビツザドッグを考える。

こんにちわ、きのこ汁子です。
先日オビツザドッグの組み立て版を購入したのでそのレビューです。
普通の評判とかなら他のサイトさんでもやってると思われるので、プラモ歴15年の私としてはプラモとしてどうかなって所を見ていきます。

とりあえず、上の写真で幼女素体と仲よさげにしてるのがオビツザドッグです。
6/1の動物のドールやフィギアなどの製品はかなり少ないので重宝している人も多くいらっしゃるようです。
まあ、幼女が犬にじゃれたり、襲ったりする絵は万人の心を和ませますしね!
さて、このオビツザドッグですが、関節が全身に27箇所もありかなりいい動きをしてくれます。

さて、この製品ですが完成品バージョンと組み立てバージョンがあって完成品は2000円くらいしますが
組み立て品は場所によっては800円より安く手に入るという超お買い得品。定価でも840円
一応、日本犬タイプのA型と洋犬タイプのB型が存在し、上の写真はBタイプの茶色。組み立て型はコンパチなのでどっちも作れます。
色のバリエーションは完成品が、白、透明、黒
組み立て版は、白、茶、水色、黄色
白はどちらのタイプでも手に入りますが、黒と透明は完成タイプのみで、
組み立て版は実用性の無い水色と黄色を除くと、茶色のタイプが犬らしくていい感じです。

ランナーはこんな感じ。基本ABS樹脂みたい。一部他より柔らかいランナーもあるけど大差ないです。
横のガンプラのランナーに比べると結構なボリューム感。

当日一緒に組み立てたガンプラのランナーと比較。こっちのキットはだいぶ前に雑誌の付録で付いてきた
300円、144/1タイプのストライクガンダムの色違いバージョン。流石バンダイ、300円キットでも色分け四種類!
ポリパーツ以外はPSで出来てます。
本当はもう作らないからと秋葉に売りに行ったら、買い取ってもらえなくて自棄で作ろうと思ったオチ。
ガンプラは実に5年のブランクがあるのでドキドキ。

話をオビツザドッグに戻します。このキットはABSをふんだんに使っているし、パーツ数もそこそこなので
プラモとしては安いかなという気がします。世の中にはこれはこの値段じゃ合わないよねってものが多い中で頑張ってる感じです。

それはさておき、組み立てです。組み立てはでっかい説明書が付いて来るのですが、何でこんなにでっかいのって、
この製品は、ランナーの分け方とかからも解るように元々プラモデルとして設計されてないぽいわけで。
ランナーにパーツ番号が付いてるガンプラとは違って、説明書に乗っているランナーやパーツの画像を見て
ああ、このパーツはここで使って、こう組み立てるのねって感じで組まないといけない訳です。
その為に説明書がでかいわけです。よって、プラモやったこと無いんだけど安いからこっち買おうとかいうのは
微妙かもしれません。まあ、作れるは作れると思いますが、少し苦戦すると思います。

プラモ経験者であれば、ものの1時間程度で素組は出来るぐらいのキットです。
ABS制なので、関節の摩耗が少なくていい感じです。組み立て中若干関節が固い箇所とかありましたが、
気になった人は削るなどすれば解消するでしょう。しなくても、完成すれば、全体としてはあんまり問題無く動きますが……

コンパチなのでAかBタイプを選んで作らなきゃいけません。相違点は頭と尻尾のみ。完成後に組み換えとかは首の関節パーツとかが一つしか
同封されていないので、完全に分解しないと組み替えられません。尻尾も腰のパーツを分解しないと交換できない仕様。
一応、関節のパーツは予備も少しついてくるので無理して折れたとかあってもある程度は修理出来ます。

完成すれば、こんな風に伏せみたいなポーズもとれます。

ちなみにさっきのガンプラ。関節の省略が激しいので15分ぐらいで作れました。プロポーションはまずまず良好。
300円で此処までやれるバンダイは正直凄いですね。日本のプラモの相場が安いのもバンダイの恩恵ですね。


こんなふうに棒状にすることも可能です。

ドールの棍棒としても使用可能です!?

こんなふうに尻尾を利用して自立も可能。口も開閉する仕様。

ネタ画像……

まあ、こんな感じで様々な動きが可能です。SD三国伝の白銀流星馬が300円なので、こっちが750円そこそこで
同じくらいのサイズで何でもこなせるので、プラモとしては優秀。
どうしても小型サイズの動物型プラモだと関節がへたりやすいものが多い中これは関節の保持力も耐久性も申し分無いですね。

そんなわけで下手なプラモ買うくらいならオビツザドッグを買った方が面白いなと思ったきのこ汁子なのでした。