第八段

MAIDOLL-M

こんにちわきのこ汁子です。

年の瀬ですね。
このシリーズももう8段目ですが、
そろそろネタが尽きてきたので…
まあ、色々冒険している訳で…
ザク頭の亜種やモンハンの装備とかも今後作りたいですが…

今回はMAIDOLL-Gの系譜の作品です。

そうですね、分離合体モノです。

あと今回は武器も製造〜

まず、デザインを決めて製図します。船の碇みたいな武器を妄想。


彫刻刀でガシガシ掘って行きます。
小学生の頃の版画の授業を思い出しますね。

碇みたいに穴を残したいので、割り箸と楊枝を削って細工します。

完成するとこんな感じに成りました。


レジンキットは予算的にも技術的にも敷居が高いので今回は…

こういうのを使ってみます。・・・自由樹脂といいます。
私が小学生のころ、BB戦士を作っていた頃には既にあったのでだいぶ昔からあるものですね。

熱湯につけると柔らかくなって常温で固まります。
ちょっと堅めですがしなやかで、普通のプラスチックみたいに折れやすくは無いみたいです。

普通のプラより劣化が早いという説明がありますが、小学生の時に作ったモノが、10年ぐらい後に見ても粉吹いたりしてないのでそんなにヤワでは無いみたいです。ただプラ用接着剤が使えません。

個人的に触った質感や曲げた時の感触は、アサフレックス(ガンプラのダブルオークアンタとかのクリアパーツに使われてる素材)に似てる感じがします。


で、熱湯で軟化させて木型に押し込みます。
固まったら外すと…


こんな感じです。レジンみたいに液体から作るわけで無いので、細かい所には行きわたらないですね。

余談ですが、結構堅くて木型からとれなくなって、強引に引っ張りだしたら木型が破損し使いものになら無くなると言う・・・コレジャホントのワンオフじゃああああ。



バリを取って、ドライアーで熱風を当てると艶が出ます。微調整も同時にしました。


柄を付けたいのですが、接着剤が利かないので(たぶん探せば着くのも有ると思いますが…)革とネジで古風な止め方をします。

武器は完成!!


大きさはこんな感じ。
それにしても机の上が片付いて無いですねぇ。

で、今度は鎧部分です。

MAIDOLLV以来の大型キット

武器の柄は分解出来て槍から剣に出来ます♪






チャームを付けてカッコ良く。


さて、全部完成しました。
いよいよ本番ですよ!

MAIDOLL-M

最初はお決まりのサポートメカ
第一形態イカモード

組み替えないイカ?
最近何かと話題のイカです。

MAIDOLL-Mの『M』はマリン…『海』なので海戦用です。


注:イカモード(サポートメカモード)では槍は合体できません。

そして分離、ドールと合体。
第二形態


MDエプロンα(アルファ)モード

イカの半分のパーツを使ったもの。サイドのホルスターみたいのに分離した槍の柄が収納可能↓


第三形態
MDエプロンβ(ベータ)モード

イカを分解して、αを組んで余った部分で出来るのがβです。

デザインは今までのとちょっと違いますね。

MAIDOLL-G系なので、分離すると言うネタです。正直設計が面倒です。






で、お決まりですが、この二つが合体ですよぉ!!

第四形態
MDエプロンγ(ガンマ)モード

これが今作のメインモードでもあります。




左肩に紋章つきの鞘が来る感じですこぶるカッコいいです。






右側はさびしいですが・・・


サイズの違うドールさんでも大丈夫。






第五形態
MDエプロンδ(デルタ)モード

α型にβ型をそのまま左肩に着けた感じの形態。
従来のガンナーモード的な位置づけ?


凶悪なクロー


今作、後ろは総じて地味。

第六形態
MDエプロンε(イプシロン)モード

所謂突撃形態。



クローが展開します。


紋章が正面に来る唯一の形態でもあります。


この形態は左側がさびしい仕様です。

そして最終形態。

MDエクスカリバーモード

槍と装甲を全て合体させて、巨大な剣にします。
モンハンのスラッシュアックスの剣モードみたいなゴテゴテ感。デカイです、全長約20センチ。






重くて持ちあげられるわけがありません。
支えるので精いっぱい。


そういう意味で勇者の剣と言えなくも無いですね・・・



今作はこんな感じです。
全体的に最近は大型化が止まらないので困ったものです。
そろそろシンプル路線に戻したいですが・・・どうなる事やら。