ファンタジー系デザインのガントレットを作る!



何か毎日暑くて既に夏バテ気味です。
今年は夏のエアコンちゃんと使えるか心配です。

昨年の猛暑で、塗料が溶けたりとか大変だったので怖いですね。

それは置いといて
今回は剣と魔法の王国的な物を作りたいかなと・・・
なんていうか、最近はファンタジー系の小説も漫画も流行らないらしいです。
私もそんなに愛読してないですが、というか全然してないですね。

ただ、少し前まではガチファンタジーのロードオブザリングの映画が流行ったりしたので需要が無いわけじゃないと思うんですけどね。でも伝説の勇者の伝説もアニメ化された割には話題に成らなかったし、年々SFも流行らなくなってますし、世の中がどんどん殺伐とする中で、人々はもう夢見る世界も未来も求めなくなってしまったのかも知れませんね。

ただ、そんな人間達の下世話な志向など、ドールの世界まで持っていくのは良くないので今回もファンタジー系の物でも作ります。

いや、割とこういう難しい事考えながら作ってるんですよ実は。
というわけじゃないですけど、子供に需要が有るものを私が作っているかどうかは甚だ解りかねますが、一応子供達が観た時に、カッコいいとかワクワクするみたいな感情を持ってもらえるような作品作りを、最近は心がけて無くないです、なので、夢のあるデザインにしようと・・・

と、話しておきながら、別に子供がすきそうでも無いデザインですね。しょうがないですよ、私にはこういう絵しか描けないのです。

今回はRPGゲームの女戦士的なワイルドなデザインで!


先週作った最初の試作品。


色々調整しました。






口も動きます。




右手も、もっとシンプルにしようと思いましたが、バランスが悪いので、平均的なボリュームに作る事にしようと思います。





設計はこのくらいで、作成に入ります。
今回はパーツ数が非常に多いし、形も複雑だったのでちょっと苦戦しましたが・・・













皮革4色、金属2色の豪華版仕様?
というか、革が大きいのが無く成って来たので、一色で沢山のパーツがとれなかったので、別けざるをえなかったという事情も有りますが・・・


上の顔でも作ります。元々髑髏っぽいデザインにするつもりでしたが、角が有った方がカッコいいと思ったので、鬼というか夜叉的なデザインに変更です。

銀色のギザギザしている部分は夜叉の歯に成る部分で、アルミ板製。アルミは非常に酸化しやすい(錆びやすい)金属で、あまりにも酸化するのが早いので、空気中では酸化被膜(錆びの凄く薄い膜)を形成するので、鉄のように内部まで酸化が進まないので劣化も進まないと言う訳です。ただし、真鍮のように金属磨きで磨いても、あまり金やプラチナみたいな輝きはしないので、花が無いと言えば花が無いですね。

柔らかいので非常に扱いやすいですが、反面キヅが付きやすいという弱点も有るので、神経を使います。

あとちょっとコストが高いです。メーカーにもよりますが・・・


組み立てるとこんな感じ。



こんどは下の顔



猛禽類的なデザインです。

最初は日本甲冑の顔部分の鎧みたいな感じ(ミスターブシドー)的な感じにしようと思いましたが、口の開閉が入ると少し違和感が有るので、嘴のある動物にしました。

右腕の肘の装甲を作ります。

真鍮の台座にニッケルメッキのチャームを付けるとカッコいいです。




台座は何時も通り布で作ります。



上の顔の下あご部分。



骨格は前に作った物リメイク的なデザインです。

下の顔のあご部分





右腕







宝珠みたいなものを遊びでつけました。こうするとちょっとファンタジーな感じに成るかなと・・・

まあ、単なるラインストーンに金属の台座を付けただけですが・・・


最後に肩のアーマーを支えるベルトを作ります。





肩のアーマーの骨格です。金属と革の複合仕様。


こちらにもラインストーンを。


接続するとこんな感じ。

着せてみます。








割と良い感じのフィット感ですね。



金具でベルトの長さが変わるので、ある程度の体系の変化や、下に何か着込んでも大丈夫かもですね。




接続には樹脂製のジョイントを採用してます。ちょっと大きい感じもしますが・・・

各パーツも完成です。

右腕



左腕




手の甲のアーマー


肩のアーマー





完成!!





ヤギは西洋では悪魔のイメージを担っているので悪役チックな感じですね。



革が岩っぽいので、モンハンで言う所のグラビとかバサル的な感じもしますね。


リアビュー




上の顔です。

下あごと上あごの歯が有る程度噛みあう感じでカッコいいです。








下の顔。







口の中にはまたラインストーン。
この作品では全部で5個使ってます。

上の顔は装甲を上にスライドさせる事で、目の中に宝珠が現れると言う仕様です。



肩の装甲は動きます。

↓この状態だと目の部分に宝珠が現れます。




腕も上げられます。

右の肘部分の装甲も何時も通り可動




腕と肩は完全セパレートな仕様なので腕の位置に肩のアーマーが干渉しませんし、歯もズラしても噛みあう感じにじてます。











下の顔もスライドします。





左腕は、肘の内側にも装甲を作りました。





もちろん可動式。

ドールへの接続は何時も通りマジックテープとホック







戦闘用ヘッドドレスを付けてみたり・・・
























どうなるかと思いましたが、思ったより調和がとれて良かったです。


次は熱いので海産物的な物でも作ろうかぁと、イカとか・・・