ドルフィードリーム用の鎧を作る!

1月のドールショウの際に、新しいモデルとしてDDをお迎えしたのでその装備を作ろうと言う企画です。

そもそも、当工房では古くは1/6サイズ、昨年初めくらいからからオビツ50のもの、昨年秋ごろからDDdyの装備品を製作していますが、管理人(きのこしるこ)の趣味とか、大は小を兼ねるから、胸が大きい方をモデルにしておけば何とか成るだろう思想の元、とりあえず60センチ級はDDdyの鎧を作っておけばOKなどと考えていたわけですが・・・


確かに、このようなフルプレートタイプの、アンダーバストと首元で支えるタイプの鎧はDDdy用でも、通常DDでもどちらでも変らずに装着可能なのですが・・・


割と好評だった

ビキニアーマータイプは、L胸ならギリギリ装着できない事もないのですが、それでも少しブカブカですし、デフォルトのM胸に至っては、装着する事すら困難です。


世の中、必ずしも大は小を兼ねないという事実を目の当たりにし、今度はノーマルDD用(M胸)用の装備を製作しようと一念発起。と、言いますか、DDが世間的にはスタンダードなので、DD用の鎧も有った方が良いなと言う訳で製作を開始しました。

何時もの通り、デザイン画を描いたりします。

久しぶりに絵を描いたので酷いですが、今回はDDの細さを生かした形にしたいので、DDdyのように無理に胸を強調せずに、上半身はスリムにする代わりに、下半身に重心を持って行き、見栄えが出るようにしようと思いました。


試作品としてはこのような感じ。

(DDのヘッドはまだ手に入れて無いのでヘッド無しのままモデルに成ってもらっています。何しろボークスの06ヘッドがなかなか入荷しないもので・・・)

ティッシュ部分は布で作る予定です。

DDdyに使っていた鰐皮は問屋で時々端革として売っているものなので、纏まって仕入れる事が困難なので、供給の安定した布製に変更というか、構造的にもコンセプト的にも全く違うので股間部分の処理も完全に新規に設計です。



とりあえず布部分を作成。構造としてはパンツタイプではなくフンドシ的な形を採用しました。


あとは、何時も通り型紙を元にベルトや金属部分を製作して完成。

一見地味です。

ビキニアーマーなので上半身と下半身のアーマーは完全分離型です。


スカートアーマーはベルトで固定。ループ状のベルトにフンドシを挟む事で、股間部分を処理しています。フンドシの先端の部分はそのまま前に垂らし、前掛けのように成ります。



上半身はDDdyビキニアーマー同様の方式で接続。

下半身のスカートアーマーは五枚の板の基部が蝶番に成っておりフレキシブルに可動します。


加えて、突起部分を隣接する板に噛ませる事で、スカートの様に広がった状態で保持が可能です。


横から。


もちろん、板は可動式なので座るときに干渉はしません。


又、下にズボンや、スカートを穿かせる際には、フンドシ・前掛け部分は着脱可能なので、スカートアーマーのみ接続も可能です。



ちなみに下半身は純粋にベルトで留めているだけなので、DDdyにも接続可能です。





又、サイズのちょっと違うオビツ50でも装着できました。流石に胸部分は少し大きめですが・・・

この写真では前掛け部分の上部にベルトが表面に出ていますが、留め方で、DDやDDdyの写真の様に隠したり、フンドシの裏表を変えて色を変えたり色々弄れます。


下半身はDDdy同様違和感なく装着可能です。


裸だと隙間が出ていたので、下着を付けたら、かなりフィット感が増しました。但し、50センチ級はL胸で無いとたぶんブカブカで付けられないかもですね。


と言う具合に、今回はノーマルDD用のビキニアーマーでした。