御姫様系甲冑装備の製作!!
『立てよ!国民!!』
的なノリで今回は、お姫様が式典などで着用する系の鎧を製作です。
ただ、史実的に絶対王政と国民が兵隊に成って戦う時期はずれているので、わざわざロイアルファミリーの少女がこういう格好で演説とかはしなかったでしょうが・・・
というわけで、何時ものようにファンタジーの世界の住人の服装ですね。
今回はだいぶ前に作った革製鎧の設計図を流用して製作しています。ただ、構造的に無理がある所とか設計し直してるのであんまり手間が変らなかった・・・むしろ網上げとかが大変で金属鎧より大変でした。
今回の鎧は胸と腹のパーツを一体形成しているのでより女性的なラインが再現されています。皮革製なので、パーツ分割無しでも、可動も有る程度出来ます。
ちなみに今回からカメラを新しい物(ニコン・クールピクスP300)にしているので色々面白い感じに写真が撮れます。コンパクトカメラですがレンズが明るく(広角側F値1.8)で室内でもフラッシュ無しで手ぶれを感じず撮影できます。
他にもドールでも顔認識がある程度利くので、このように顔が中心からずれている構図でも顔にピントを合わせたりとかできて良いです。
ただ、顔認識はドールの場合調子が良い時と悪い時があるのか、認識する時もあればしない時もあります。顔型の陰影の出来具合でカメラがアルゴリズムに当てはめて判断しているそうなので、照明や影の具合で顔と見なしたり、そうで無かったりするのでしょう。ちなみに「ペットモード」という犬や猫の顔を探知するモードだと、人間の顔のモードより高い確率で認識するみたいです。まあ、ドールの顔によるのでしょうが・・・SD系のリアルな感じの顔ならもっと高確率で顔認識が作動すると思われます。
横から見ると、鎧の形的に巨乳に見えますね。
今回は金具や金属板は金色系の真鍮のものを多用しているのでゴージャスな感じです。ただ、真鍮は五円玉を見ていただければ解りますが、非常に表面が酸化しやすいので綺麗に保つのは至難の業です。諦めてイブシの利いた感じを愉しむのが吉だと思いますが・・・金属磨きなどでちょっと拭いてあげるとピカピカになります。あと金具も鉄板も金色系は若干高コスト。
股の部分のフロントアーマーは構造的に付けずらいので、今回はオミットしています。その代わりフンドシの要領で布をたらしています。
模様入りのリボンを縫いつけるだけでだいぶ様に成りますね。
今回革は、黄金色とパール色のもので高級感を演出しています。
スカートアーマーは、この前作った甲冑の発展延長版です
貝のビーズが渋くてお気に入りです。ただ、この方式だと金具を使いすぎて凄くバブリーな仕様です。
今回は肩のアーマーが水平軸で動く方式なので・・・
腕を挙げるような体勢は得意です。ガントレットは左右対称のデザインでハトメで肉抜き装飾しています。
今回は初めてマント付の装備です。
鎖骨の辺りのジョイントで接続されておりある程度自由に表情を付けられます。
そして外せます。
マントが未装着だとかなり、雰囲気が一変します。
何と無くマッシブな感じに・・・
マントは何となく起毛タイプのハギレで作りました。ちょっとゴージャス
冠は昔作った、シスターのケープと同じ製法で製作。額当ての部分だけそれっぽくしています。
後ろ側は何時もの金属製甲冑のパーツを流用しいるので、金属部分が多いデザインです。
反りポーズの出来ます。
ポーチも今回はゴージャス?
マントを付けて、冠をかぶって居ると、後ろ姿は何なのか良く解らないです。
休憩中♪
そんな感じでお姫様鎧でした。
最近重い物ばかり作って居るので、そろそろ小さくて軽い物が作りたいです・・・