ドール用甲冑番外編



今回はモンスターハンターシリーズのモンスターの素材をはぎ取って作った系の作品を制作してみました。

左胸下〜肩、右腕装甲、下半身正面の装甲、アゴの部分はハ虫類の革素材を使っています。遠目から見ると解りづらいですが、近くから見るとだいぶ質感が独特で楽しいです。ハ虫類はウロコ状ですが、革素材店に行くと安価な鱗状の革も有りますが、それは牛や豚の革をプレスして着色や柄を転写して凹凸や陰影を付けている物で、やはり本物の鱗と比べると色々な部分で迫力に欠けます。

ちなみに、左腕の二の腕やポーチの蓋の部分の水色の革は上で説明したような人工的に凹凸を付けたものです。

前回作ったガンナー甲冑の骨格を使っています。





今回は装甲の留め金もカシメではなくハトメを付けて軽量化してるよ感をアピール。

左半身は装甲薄め。前回のガンナー装備に近い編成で、腰もポーチにしてます。ポーチは全部開きます。

盾は金属製で、穴をあけてハトメを打ってちょっとカッコ良くしてます。一応今回は剣士にしようとか、ガンナーにしようとか考えないで作ったというか、作ってみたいパーツを合わせたらこんな感じになったという次第です。





盾は着脱可能。



軽量化の為穴があいてるという設定で作りましたが、ハトメ分の重量が有るので実際の重さは変わらない・・・穴があるので、弾よけには成らないので、どっちかと言うと剣士向きかもです。

ただ、このままだと、盾が干渉して物が持てないので・・・


装甲が開く感じに成ってます。親切設計♪



実は磁石が仕込んであるので、この状態で固定出来たりします。便利設計♪



二の腕は、ガンナー装備で付けていたガンベルトみたいなのを少し手直しして、動物のツメみたいな貝のビーズを付けています。割とカッコいいので、今後も色々なものに付けてみたいかも。


ちなみに背後のフレームのコバルトグリーンの部分の鱗模様も模造です。



リアアーマーは短くしてあります。



今回は背中も金属板では無くポーチを増設してみました。ランドセルみたいな感じですね。


右側は殆ど新規パーツ。

というか、下半身はかなり前に作った物を焼き増しですが・・・

前に作ったのがコレ。
革製のスカートアーマーの型紙を一部流用しました。



それに加えて、ガンベルトっぽくしてさっきの貝のビーズを装着。



左腕は素材をそのまま生かす感じで加工しました。料理と同じで、素材が良い場合はあんまり手を加えない方が上手くできますね。


小さいワニか大きなトカゲの胴体部分の革だと思われます。なので、曲げ伸ばしに優れそのまま腕の装甲に使ってみました。


伸ばしたり・・・


曲げたり、



自由自在です。革素材自体が曲げ伸ばしに合わせてくれるので非常に自然です。



革の余った部分でグローブも製作。



今回は素材が余ったのでヘッドパーツも作りました。



カチューシャ型ですがバイザーとアゴの装甲が可動式。




収納時は後ろに。

胸の装甲は新規設計で、胸のふくらみに合わせる感じに山が二つできる形に成っています。


片側の下の部分は鱗状の革を配置しています。



バトル中はこんな感じですかね?


剣が小さすぎますが・・・この前のイベントで武器も買えばよかった・・・



今回は両方とも装甲は厚めですね。




戦士の休息的な。


パーツは細かく別けるとこんな感じです。



鎧の手入れの中的な・・・


そんな訳で素材を生かした鎧という感じでした。素材の個性が強い分、結構作るの大変でした。